今日はF#メジャーのダイアトニック・コードを確認しましょう。
Cから始めて、ついにシャープ6個です。フラット6つのG♭メジャーとは同じ鍵盤を弾くことになります。
滅多にお目にかからない調ですが、確認しておきましょうね。最後に動画でも解説しています。
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F#メジャースケールの弾き方
では、スケールです。
赤(=I)はF#です。
新しく増えたシャープはなんですか?この調ではF#をドと考えますから、シは何の音になるでしょうか?F#の半音下です。
そう、Fの鍵盤ですね。けれどもこの調での呼び方としてはE#と答えるのが正解です。上の鍵盤の図を見ていただければ分かると思いますが、F#=ド、G#=レという風に対応しています。
D#がラ、次のEを半音上げてE#にして、ドであるF#と半音の関係の「シ」にした、と考えるわけです。
ではF#メジャーのスケールを実際に鍵盤で弾いてみましょう。黒鍵から始まるので指使いは変則的になります。白鍵のBとE#(実質的にはF)に1の指(親指)を割り振ります。
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F#メジャースケールのコードたちの構成音
では、F#メジャーのダイアトニック・コードを確認しましょう。
IのコードF#(エフシャープ)
トニックです。ルートがF#、3rdがA#、5thがC#の三音からできています。左手はルートのF#の音を弾き、右手はF#-A#-C#と弾きましょう。このコードはGbと同じ鍵盤を弾きますね。
IImのコードG#m(ジーシャープマイナー)
サブドミナントの役割をするG#mです。ルートがG#、3rdがB、5thがD#の三音からできています。左手はルートのG#の音を弾き、右手はG#-B-D#と弾きましょう。このコードはAbmと同じ鍵盤を弾きます。
IIImのコードA#m(エーシャープマイナー)
ルートがA#、3rdがC#、5thがE#(F)の三音からできています。左手はルートのA#の音を弾き、右手はA#-C#-E#(F)と弾きましょう。このコードはBbmと同じ鍵盤を弾いていますね。
IVのコードB(ビー)
サブドミナントです。ルートがB、3rdがD#、5thがF#です。左手はルートのBの音を弾き、右手はB-D#-F#を弾きましょう。
VのコードC#(シーシャープ)
ドミナントです!ルートがC#、3rdがE#(F)、5thがG#です。左手はルートのC#の音を弾き、右手はC#-E#(F)-G#を弾きましょう。このコードはDbと同じ鍵盤を弾いていますね。
VImのコードD#m(ディーシャープマイナー)
トニック的なコードD#mです。ルートがD#、3rdがF#、5thがA#です。左手はルートのD#の音を弾き、右手はD#-F#-A#を弾きましょう。このコードはEbmと同じ鍵盤を弾いています。
VIIm(b5)のコードE#m(b5)※(イーシャープマイナーフラットファイブ)
ルートがE#(F)、3rdがG#、5thがBです。左手はルートのE#(F)の音を弾き、右手はE#(F)-G#-Bを弾きましょう。このコードはFm(b5)と同じ鍵盤を弾きますね。
F#メジャースケールのダイアトニックコードをマスターしよう!
上の鍵盤図を見ながら、F#メジャーのダイアトニック・コードを弾いてみましょう。
- エフシャープ、ジーシャープマイナー、エーシャープマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
- 左手で1オクターブ下でルートの音を弾いて下さい(つまり、右手でF#のコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のF#音を弾きます)。
- 1, 2, 4または1, 2, 3の指を使って弾くのを推奨します。
では、動画でも確認しましょう〜♪
これでシャープ系メジャースケールのダイアトニック・コード三和音を全部やりました!皆さん、本当にお疲れ様ーー!!
地味な練習だし、一体こんなことやって何になるんだろう?って思いたくなったでしょう。
でも、これがすべての土台ですから、今は意味が分からなくてもとにかくブログに書いてあることをなぞってみてくださいね。
さぁ、ではここからはこれまでに覚えたコードを繋げていく、、、という段階に入ります。楽しくなりますよ〜〜♪
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