シャープ2個の長調、Dメジャースケールのダイアトニック・コードを3和音で覚えましょう。初めですのでかなり丁寧に、12の調を一つずつ確認していきます。記事の最後には動画による解説も載せています。
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五度圏をCから時計回りに二つ進んだ調になります。
Dメジャースケールの弾き方
では、スケールのおさらいです。
F#とC#、黒鍵が二つになります。右手でスケールを弾く場合、F#-Gの所で指を変えます。B-C#(指番号3-4)の所は指を広げる感じになりますので、スッと弾けるようになるまで練習してください。
コードを弾く前にコードの構成音であるスケールを練習しておくことが大切です。
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Dメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音)
では、コードを確認しましょう。
トニックがD、ドミナントがA、サブドミナントがGとなっています。そこはしっかり押さえておきましょう。
IのコードD(ディー)
Dメジャースケールの「I」のコードはメジャーコードです。ルートがD、3rdがF#、5thがAの三音からできています。左手はルートのDの音を弾き、右手はD-F#-Aと弾きましょう。トニックです!
IImのコードEm(イーマイナー)
「IIm」のEmのコードはマイナーコードです。サブドミナントの性格を持つコードで、ルートがE、3rdがG、5thがBの三音からできています。左手はルートのEの音を弾き、右手はE-G-Bと弾きましょう。
IIImのコードF#m(エフシャープマイナー)
「III」はF#mです。ルートがF#、3rdがA、5thがC#の三音からできています。左手はルートのF#の音を弾き、右手はF#-A-C#と弾きましょう。
IVのコードG(ジー)
サブドミナントです!ルートがG、3rdがB、5thがDの三音からできています。左手はルートのGの音を弾き、右手はG-B-Dと弾きましょう。
VのコードA(エー)
ドミナントです!ルートがA、3rdがC#、5thがEの三音からできています。左手はルートのAの音を弾き、右手はA-C#-Eと弾きましょう。
VImのコードBm(ビーマイナー)
トニック的なコードです。ルートがB、3rdがD、5thがF#の三音からできています。左手はルートのBの音を弾き、右手はB-D-F#と弾きましょう。
VIIm(b5) のコードC#m(b5)(シーシャープマイナーフラットファイブ)
「VII」のコードはC#m(b5)です。ルートがC#、3rdがE、5thがGの三音からできています。左手はルートのC#の音を弾き、右手はC#-E-Gと弾きましょう。
Dメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音、基本形)をマスターしよう!
上の鍵盤図を確認しながら、Dメジャースケールのコードを弾いてみましょう。
- ディー、イーマイナー、エフシャープマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
- できれば、左手で1オクターブ下でルートの音を弾きましょう(つまり、右手でDのコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のDの音を弾きます)。
- C#とF#に注意!(IIm=EmとIV=G以外には必ず黒鍵が含まれます!)
動画も併せてどうぞ。
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