コードネーム 音楽理論

G♭メジャースケールのダイアトニックコードを三和音で覚えよう!

いよいよ今日はG♭メジャースケールのダイアトニックコードをやりましょう!

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なんてったって、今回はフラット6つのG♭です!!フラット山の頂上に立った気分ですね〜。

五度圏で言えば、Cのちょうど対極にあるのがG♭です。

そして、G♭メジャーはシャープ6つのF#メジャーと同じ鍵盤を弾くことになります。実質的にはG♭とF#は同じ調であるとも言えなくもないですね。

滅多に使うことのない調です。でも、歌い手さんの伴奏なんかしてますと、「喉の調子が悪いから今日は半音下げて〜〜」なんて注文が普通にあったりするわけです。

そしたら、元はシャープ1個のGの調だったのに、あぁ、いきなりフラット6つのG♭(シャープ6つのF#)なんてこともあるわけです。

ですから、備えあれば憂いなし。なんでもやっておくに越したことはありません(笑)。

記事の終わりの方には動画でも解説していますので、そちらも併せてどうぞ!

Gbメジャースケールの弾き方

鍵盤を見ていただくとよく分かると思いますが、C音から1オクターブ上のC音までのちょうど真ん中に位置するのが、G♭の音なのです。

Cメジャーの調はすべて白鍵でこと足りる調でした。そしたら、おのずからGbメジャー(F#メジャー)の調が黒鍵ばかりの真っ黒!って言うのも頷けますよね?

では、スケールを見てみましょう。

赤(=I)はGbです。黒鍵の数は前回やったDbと同じで5つです。ただ、フラットの数は6つ。。。つまり、実際にはB音を弾くCbと言う存在があるからですね。でも弾くのはそんなに難しくありません。黒い鍵盤をなぞりながら、白鍵盤に1の指(親指)を割り振って行きます。

▶️12の長調の音階をピアノで弾けるようにする!

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Gbメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音)

では、Gbメジャースケールのダイアトニック・コードの一覧表です。

IのコードGb(ジーフラット)

トニックです。ルートがGb、3rdがBb、5thがDbの三音からできています。左手はルートのGbの音を弾き、右手はGb-Bb-Dbと弾きましょう。このコードはF#と同じ鍵盤を弾きますね。

IImのコードAbm(エーフラットマイナー)

サブドミナントの役割をするAbmです。ルートがAb、3rdがCb(B)、5thがEbの三音からできています。左手はルートのAbの音を弾き、右手はAb-Cb(B)-Ebと弾きましょう。このコードはG#mと同じ鍵盤を弾きます。

IIImのコードBbm(ビーフラットマイナー)

ルートがBb、3rdがDb、5thがFの三音からできています。左手はルートのBbの音を弾き、右手はBb-Db-Fと弾きましょう。

IVのコードCb(シーフラット)

サブドミナントです。ルートがCb(B)、3rdがEb、5thがGbです。左手はルートのCb(B)の音を弾き、右手はCb(B)-Eb-Gbを弾きましょう。このコードはBのコードと同じ鍵盤を弾きますね。

VのコードDb(ディーフラット)

ドミナントです!ルートがDb、3rdがF、5thがAbです。左手はルートのDbの音を弾き、右手はDb-F-Abを弾きましょう。このコードはC#のコードと同じ鍵盤を弾いていますね。

VImのコードEbm(イーフラットマイナー)

トニック的なコードEbmです。ルートがEb、3rdがGb、5thがBbです。左手はルートのEbの音を弾き、右手はEb-Gb-Bbを弾きましょう。このコードはD#mのコードと同じ鍵盤を弾いています。

VIIm(b5) のコードFm(b5)(エフマイナーフラットファイブ)

ルートがF、3rdがAb、5thがCb(B)です。左手はルートのFの音を弾き、右手はF-Ab-Cb(B)を弾きましょう。

Gbメジャースケールのダイアトニックコードをマスターしよう!

上の鍵盤図を見ながら、Gbメジャースケールのダイアトニック・コードを弾いてみましょう。

  • ジーフラット、エーフラットマイナー、ビーフラットマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
  • 左手で1オクターブ下でルートの音を弾いて下さい(つまり、右手でGbのコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のGb音を弾きます)。
  • 1, 2, 4または1, 2, 3の指を使って弾くのを推奨します。

では、動画でもご覧ください。

この調が難しい理由は、指使いにあるのではなく、頭の認識の問題だと思います。特にCbのコード。

CbのCというアルファベットが目に入っただけで、Bの鍵盤を押さえることにすっごく抵抗を覚えてしまうんです。なので、昔はこの調を弾く羽目になった時にはCbをBと書き換えたりもしていました。

でも、コードを勉強すればするほど、逆にBと書き換える方に抵抗が出て来ました。Bはシャープ系のコードなんです。

なので、Gbというフラット山の頂上のような調の中にいきなり登場すると、すっごい違和感があるんですよ。

あれっ?私、今何調を弾いてるんだっけ??みたいな・・・

そう言えばAbmっていうコードも苦手なコードの一つです。

やっぱり3rdの音がCbだからなんですね。

じゃあ、G#mに書き換えようか?なんて思っても、これも結構私にとっては弾きづらいコードだったりして(笑)。

結局は、「慣れ」ですね。Gbの調を普段から弾いていれば、Cbのコードだって、怖くない!要はそういうことです。

さて、これでフラット系をすべて制覇しました!(パチパチパチ)

ここまでやって来たダイアトニックコード3和音は、確実に定着するまでずっとコツコツ練習し続けてください。

やめるとすぐ忘れますよ〜〜〜(脅し・・・笑)

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