練習ノート

12の長調の音階をピアノで弾けるようにする!

コードを弾く前にぜひやっておいてほしいこと、それはスケール(音階)の練習です。コードはスケール内の音を三つ、四つ、あるいはそれ以上重ねて行ったものです。ですからスケールがしっかり身についていないと、結局は意味も分からないままコードネームを鍵盤上で丸暗記・・・という苦行に陥ることになります(涙)。ここは、言わば基礎体力づくりのようなものだと思って練習してみてください♪

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ピアノの指づかい

ピアノでは両手左右対称で、親指から順に1、2、3、4、5と番号が振られています。

音階を弾くには当然5本の指では足りませんから、3の指(中指)の下から1の指(親指)をくぐらせたり、

あるいは1の指の上から3の指をかぶせたり、

・・・ということをして、帳尻を合わせます。

予備練習

では、この「指くぐらせ」と「指かぶせ」の動画に合わせて、スケールの予備練習をしてみてください。

12の調のメジャースケール練習

では、12のメジャースケールの弾き方を一つずつ確認して行きますね。右手で弾きます。Cメジャースケールから始めて、五度圏を反時計回りで行きましょう〜。

【Cメジャースケール】

赤丸の所、上がって行く時は指くぐらせ、下がって来る時は指かぶせです

【Fメジャースケール】

【Bbメジャースケール】

【Ebメジャースケール】

【Abメジャースケール】

【Dbメジャースケール】

【Gbメジャースケール/F#メジャースケール】

GbメジャースケールとF#メジャースケールは全ての音名は呼び方が違いますが、弾いている鍵盤は同じです。

そして、ここを境に五度圏はシャープに移って行きます。

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【Bメジャースケール】

【Eメジャースケール】

【Aメジャースケール】

【Dメジャースケール】

【Gメジャースケール】

お疲れ様でした!

練習のしかた

では、実際に練習する際の手順です。五度圏を反時計回りで移動して行きます。五度圏も同時に身について一石二鳥です。

メトロノームに合わせて弾くのをお勧めします。それは自分のつっかかる所はどこか!?それが分かるからです。メトロノームはスマホのアプリで無料でダウンロードできますよ♪

  1. まずメトロノームなしでゆっくりと、一音一音確認しながら12のメジャースケールを弾く
  2. メトロノームをゆっくりのテンポに合わせて弾く
  3. つまずいてしまった所を取り出して練習する
  4. 弾けるようになったら、少しテンポを速くする
  5. 3と4を繰り返しながら、テンポを上げて行く

コード弾きの基礎ですので、これは必ずやっておいてくださいね。

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