練習ノート

I-V-Iを色々な調で弾いてみよう!

前回は、Cメジャーのキーで、I-V-I(イチゴーイチ)の進行をやりました。二つのコードを繋げるに当たって、転回形と言うのも覚えて頂きましたね。音の移動をスムーズにするためです。

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今日は色々な調でI-V-Iを弾けるようにしちゃおう!というのがテーマです。

新しい事を覚える時、二つの覚え方があると思います。

  • 頭で理解する
  • 体で覚える

両方が車の両輪のごとく同じペースで進んでくれればいいですが、なかなかそうはいかないのが人間です。

小さなお子さんがピアノを習う場合だと、音楽理論の理解はとりあえず後回しになる感じ。まず、弾く事を覚えてスラスラできるようになってから後付けで、その意味を知って行きます。

でも、大人の場合は逆で、どちらかと言えば自分がこれから取り組む内容の意味とか意義とかを、ある程度理解してからの方が上達が速いようです。

ただ、全部理解するまで待ってたら、一生ピアノは弾けるようになりませんし、体で覚えることによって、頭の方が腑に落ちるって言うこともあります。

そんなわけで、今までの所が完璧に理解できてない!って人もとりあえず今日の実践はやってみてください。

意味が分からず手だけ言われた通りに動かしていても、それが出来るようになって、後から突然腑に落ちるって事もありますので。。。

最後の動画では、12の調でI-V-Iをひたすら弾きまくっているので、見てくださいね〜♪

ではまず、色々な調でのI-V-Iを探す手順をお伝えします。

GメジャースケールのI-V-I

I-V-Iはトニックとドミナントの進行です。前回はCメジャーのキーで三種類のI-V-I の進行をやりましたから、今日はGメジャーでやってみましょうか。

最初にGメジャースケールのIとVを確認します。

右手がGの第一転回形から始まるパターン

最初は右手が、I(イチ)のコードGの第一転回形から始まる、いわゆる「おじぎ」の和音からやりましょう。

今日は五線に加えて、下のような図を使ってみます。ピアノのスコアがなくてもコードネームだけで弾けるようになるのが目指しているゴールなので、五線譜は確認程度にして、なるべく頼らないようにしてみてください。

縦に並んでいる音を同時に弾いて下さいね。それぞれのアルファベットは音名です。四角の上に書いてある「I=G」は「I」はGのコードだよって言う意味です(これはもう、大丈夫ですよね)。小さな数字は推奨の指番号です。左手はお好きな指でどうぞ。でも一本指で移動するのはやめてくださいね(笑)。

左手はルートを弾きましょう。Dのコードは時は右手は第二転回形にします。真ん中のD音が共通ですね。2の指は動かさずに弾きましょう。

鍵盤図で。

【G=I】

 

【D=V】

※左手は1オクターブ下げても良いでしょう。

右手がGの基本形から始まるパターン

続いて、右手が基本形から始まるパターンです。一番上に来る音が共通音ですね。

 

【G=I】

 

【D=V】

右手がGの第二転回形から始まるパターン

もう一つ、右手が第二転回形から始まるパターンを確認します。今度は右手の一番下の音が共通音になります。

【G=I】

 

【D=V】

 

FメジャースケールのI-V-I

では、同じことをFメジャーのキーでもやってみましょう。まずFメジャースケールでのIとVを確認して、、、

右手がFの第一転回形から始まるパターン

右手のIを第一転回形、Vを第二転回形にします。真ん中のC音が共通音ですね。

鍵盤でも弾く音を確認しましょう。

【F=I】

 

【C=V】

※左手は1オクターブ下げても良いでしょう。

右手がFの基本形から始まるパターン

右手をFの基本形から始めるとトップのC音が共通音となります。

鍵盤でも確認します。左手のVは下がっても上がっても構いません。

【F=I】

 

【C=V】

 

右手がFの第二転回形から始まるパターン

ではもう一つ、右手がFの第二転回形から始まるパターンです。

右手の一番下のC音が共通音となりました。

【F=I】

 

【C=V】

 

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他の調でのI-V-I

お疲れ様です!ここから先はひたすら練習です!練習の方法として、、、

  • 五度圏で時計回りに練習する
  • 五度圏で時計と逆回りに練習する
  • 半音ずつ調を変えながら練習する
  • 全音で調を変えながら練習する

上記のような練習を、右手の始まりが「基本形」「第一転回形」「第二転回形」この三種類について練習します。

もう半ばゲーム感覚!I-V-I養成ギブスです!(笑)

地味な練習ですが、かなり強力です!

C、G、F以外の調も、もうご自分で出来るでしょうか?第一転回形から始まるパターンだけ音名と指使いを確認しましょう。

今日出て来た棒の図を載せておきますね。五度圏を左回りに回る順番で、Fの次から載せます。G♭とF#は実質同じ鍵盤を弾きますが、表記の仕方が違うので、一応両方載せておきます。

【Key of Bb】

 

【Key of Eb】

 

【Key of Ab】

 

【Key of Db】

 

【Key of Gb】

 

【Key of F#】

 

【Key of B】

 

【Key of E】

 

【Key of A】

 

【Key of D】

 

右手が「基本形」あるいは「第二転回形」から始まるパターンについては上の図の音名を転回させて確認してくださいね。

では、ひたすらI-V-I!動画をご覧ください。

それでは、今回はこの辺で。次回はもう一つ、基本のコード進行、IV-Iをやりましょう。別名「アーメン終止」と呼ばれているものです。これ、とっても使える進行なんですよ〜。

どうぞお楽しみに♪

今日のキャリーです。トリマーさんでシャンプーしてもらいました。下毛がいっぱい取れたせいで超スッキリ!

お金かかるぅ〜〜(ToT)

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