8ビートとか、16ビートとかってよく聞くけど、そもそもどういう意味なんだろう?って思ったことありませんか?
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もし、ある曲を聴いて「あぁ、これは8ビートの曲だな」って判断できるなら、あなたはちゃんと分かっていることになります。
でももし、なんとなくあやふや。。。とか、勘で答える!とか言うならば、、、この機会にしっかり理解しちゃいましょう。
8ビートの8は八分音符の「ハチ」
楽譜の一番最初によくこのような拍子記号と呼ばれる数字が書いてありますね。
この、分数の意味ですけれど、分母の4は四分音符の4です。分子の4は一小節に四つ入っている、という意味です。
つまり、4分の4拍子は四分音符が一小節に四つ分入っているのです。「イチ、ニィ、サン、シィ、イチ、ニィ、サン、シィ」と数えるとちょうどうまく収まるようになっている音楽ですね。
では、この四分音符を半分に割ってみます。すると、、、
一小節には八分音符が8つ入る計算ですね。つまり一小節が8つに刻まれていることを8ビートと言います。
拍の感じ方としては「タンタンタンタン」ではなく「タタタタタタタタ」です。
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8つ拍のどこを強く感じるかでリズムが決まる!
クラシックなどでは基本的に4拍子は「強・弱・中強・弱」という強さの配分になると教えられます。
しかし、ポップスでは全く違った捉え方をします。
まず8つに刻んでいる拍には「おもて拍」と「うら拍」というのがあります。
基本的には「おもて」>「うら」という強弱の関係になっています。
・・・が、リズムパターンによってどこが一番強くなるのかが変わります。
例えば、
「タタタタタタタタ」
「タタタタタタタタ」
「タタタタタタタタ」
上の3つのパターンの太字の所を口で大きく言ってみるか、あるいは手拍子で強弱を表してみてください。まったく違った印象になりますね。でも、どれも8つに刻んでいるので8ビートのリズムです。
譜面で表すとこんな感じ。>が付いた所が強くなります。
わざと「うら」拍の所を強くすることも出来ますよ。
「タタタタタタタタ」
コード弾きのリズムパターンを決める際には、8つの刻みのうち、どこを強く弾くか。まずそれを考えてください。
8ビートのリズムパターンを弾いてみよう!
では、動画で8ビートのリズムパターンをご紹介しますので、一緒にやってみましょう!
やっぱり8ビートはロックだ〜♪って感じですよね。
右手と左手をドラムのように使って別の動きをするので、最初は難しいかもしれません。膝やテーブルなどで鍵盤を弾く前にリズム打ちだけ練習するのは有効です。
また、右手と左手が別の動きをするのが難しい方は、まずはこちらの記事で練習をしてみてくださいね。
▶️【初級】一番簡単で使えるピアノコード弾きのリズムはこれ!
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