今日はAメジャースケールのダイアトニック・コードの三和音を確認しましょう。
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五度圏を時計回りに3つ進み、シャープは3個になります。記事の最後には動画での解説も載せていますので併せてご覧ください。
Aメジャースケールの弾き方
まず、スケールの確認です。
赤(=I)はAです。新しく増えたシャープはG#です。ド(I)であるAに対して、G#はシ(VII)に当たりますね。
- シャープはいつでも「シ」に増える。
これは覚えておくと、お得ですよ(笑)。
ではAメジャーのスケールを実際に鍵盤で弾いてみましょう。指使いは、C、G、Dのスケールを弾く時と同じです。
《右手》で弾く場合ですが、上の図の赤丸で囲んだ所で指をくぐらせたり、かぶせたりします。1の指(親指)コンパスの針のように軸にして回すようにしましょう。
- A、B、C#は指番号1、2、3と順番に弾きましょう。
- そこまで来たら、次は指をくぐらせてDを1で弾きます。
- そしてまた順番にE、F#、G#、Aと2、3、4、5で弾きます。
降りて来る時はこの逆をすればOKです。
- A、G#、F#、E、Dと指を順番に5、4、3、2、1と使います。
- Dの1をコンパスのように使って手首を回しながら3の指をかぶせる。
- C#、B、Aを3、2、1の指で降りてくる。
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Aメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音)
では、コードを確認しましょう。
IのコードA(エー)
トニックのAです!ルートがA、3rdがC#、5thがEの三音からできています。左手はルートのAの音を弾き、右手はA-C#-Eと弾きましょう。
IImのコードBm(ビーマイナー)
サブドミナント的な「II」のコードのBmです!ルートがB、3rdがD、5thがF#の三音からできています。左手はルートのBの音を弾き、右手はB-D-F#と弾きましょう。
IIImのコードC#m(シーシャープマイナー)
「III」のコード、C#mです。ルートがC#、3rdがE、5thがG#の三音からできています。左手はルートのC#の音を弾き、右手はC#-E-G#と弾きましょう。
IVのコードD(ディー)
サブドミナント、Dです!ルートがD、3rdがF#、5thがAの三音からできています。左手はルートのDの音を弾き、右手はD-F#-Aと弾きましょう。
VのコードE(イー)
ドミナントのEです!ルートがE、3rdがG#、5thがBの三音からできています。左手はルートのEの音を弾き、右手はE-G#-Bと弾きましょう。
VImのコードF#m(エフシャープマイナー)
トニック的なコードのF#mです。ルートがF#、3rdがD、5thがC#の三音からできています。左手はルートのF#の音を弾き、右手はF#-A-C#と弾きましょう。
VIIm(b5) のコードG#m(b5)(ジーシャープマイナーフラットファイブ)
「VII」G#m(b5)のコードです。ルートがG#、3rdがB、5thがDの三音からできています。左手はルートのG#の音を弾き、右手はG#-B-Dと弾きましょう。
Aメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音・基本形)をマスターしよう!
- 上の鍵盤図や五線譜を見ながら、Aメジャースケールのコードを弾いてみましょう。
- エー、ビーマイナー、シーシャープマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
- もしできるなら、左手で1オクターブ下でルートの音を弾いて下さい(つまり、右手でAのコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のAを弾きます)。
- 1, 2, 4の指、あるいは1, 2, 3を使って弾くのを推奨します。
動画での解説もどうぞ!
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