今日はEメジャースケールのダイアトニック・コードを確認します。Eメジャースケールはシャープが4個の調です。
前にも書きましたが、ピアノ弾きはなぜかシャープよりフラット系の調を好む傾向があります。同じ黒鍵4つなら、EメジャーのキーよりもA♭の方が弾きやすいのです。
私自身もそうなんですが。なぜでしょうねぇ。。。
記事の最後には動画でも説明していますので、併せてご覧ください!
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Eメジャースケールの弾き方
では、スケールを見てみます。
赤(=I)はEです。
新しく増えたシャープはなんですか?シャープは「シ」に増えて行くと言いました。
EメジャーのキーではEをドと考えますので、そうするとシは何の音になるのかな?と考えてください。
・・・D#です!
ですから、新しく増えたシャープはD#ということになります。
ではEメジャーのスケールを実際に鍵盤で弾いてみましょう。指使いは、Cメジャー、Gメジャー、Dメジャー、Aメジャーのスケールを弾く時と同じです。
赤丸で囲んだ所で上がって行く時は指をくぐらせ、下がる時は指をかぶせます。
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Eメジャースケールののダイアトニック・コード(三和音)
では、Eメジャーのダイアトニック・コードを確認しましょう。
IのコードE(イー)
トニックです。ルートがE、3rdがG#、5thがBの三音からできています。左手はルートのEの音を弾き、右手はE-G#-Bと弾きましょう。
IImのコードF#m(エフシャープマイナー)
サブドミナントの役割をするF#mです。ルートがF#、3rdがA、5thがC#の三音からできています。左手はルートのF#の音を弾き、右手はF#-A-C#と弾きましょう。
IIImのコードG#m(ジーシャープマイナー)
ルートがG#、3rdがB、5thがD#の三音からできています。左手はルートのG#の音を弾き、右手はG#-B-D#と弾きましょう。
IVのコードA(エーフラット)
サブドミナントです。ルートがA、3rdがC#、5thがEです。左手はルートのAの音を弾き、右手はA-C#-E#を弾きましょう。
VのコードB(ビー)
ドミナントです!ルートがB、3rdがD#、5thがF#です。左手はルートのBの音を弾き、右手はB-D#-F#を弾きましょう。
VImのコードC#m(シーシャープマイナー)
トニック的なコードC#mです。ルートがC#、3rdがE、5thがG#です。左手はルートのC#の音を弾き、右手はC#-E-G#を弾きましょう。
【VIIm(b5) = D#m(b5)】
ルートがD#、3rdがF#、5thがAです。左手はルートのD#の音を弾き、右手はD#-F#-Aを弾きましょう。
Eメジャースケールのダイアトニックコードをマスターしよう!
上の鍵盤図を見ながら、Eメジャースケールのダイアトニック・コードを弾いてみましょう。
- イー、エフシャープマイナー、ジーシャープマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
- 左手で1オクターブ下でルートの音を弾いて下さい(つまり、右手でEのコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のEを弾きます)。
- 1, 2, 4または1, 2, 3の指を使って弾くのを推奨します。
黒鍵を使うコードが多いEメジャーのキーですね。
では、動画での解説をどうぞ!
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