さて、これまでCメジャースケールのダイアトニック・コードをトライアド(三和音)を覚え、さらに他のキー(調)に汎用性を持たせるためにディグリー・ネームを覚えました。
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これから12のメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音)をすべて見ていくことになります。地道な作業になりますが、ここは踏ん張ってください。今日はシャープ1個の調、Gメジャースケールをやりましょう。最後に動画でも解説しています。
Gメジャースケールの弾き方
まずはスケールのおさらいです。Gをドと考えてドレミファソラシドでしたね。右手で弾く場合の指番号をアラビア数字(1〜5)で、ディグリーネームをローマ数字(I〜VII)で表しています。
スケールを弾く時は、上がって行く時は指番号3まで来たら1を下からくぐらせ、下りて来る時は、ドシラソファと順に辿って1まで来たら3を上からかぶせるようにします。
Gメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音)
では、スケールの各音をルートに取って、一個抜かしにスケールの音を選んで3段重ねのコードを作りましょう。
I, IV, Vがメジャー、IIm, IIIm, VImがマイナー、そしてVIIm(b5)がマイナーフラットファイブのコードですので、音を当てはめてみます。ひと目盛りが半音程です。
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Gメジャースケールのダイアトニック・コードを鍵盤図で確認しよう
IのコードG(ジー)
GのコードはルートがG、3rdがB、5thがDの三音からできています。左手はルートのGの音を弾き、右手はG-B-Dと弾きましょう。
IImのコードAm(エーマイナー)
AmのコードはルートがA、3rdがC、5thがEの三音からできています。左手はルートのAの音を弾き、右手はA-C-Eと弾きましょう。
IIImのコードBm(ビーマイナー)
BmのコードはルートがB、3rdがD、5thがF#の三音からできています。左手はルートのBの音を弾き、右手はB-D-F#と弾きましょう。
IVのコードC(シー)
CのコードはルートがC、3rdがE、5thがGの三音からできています。左手はルートのCの音を弾き、右手はC-E-Gと弾きましょう。
VのコードD(ディー)
DのコードはルートがD、3rdがF#、5thがDの三音からできています。左手はルートのDの音を弾き、右手はD-F#-Aと弾きましょう。
VImのコードEm(イーマイナー)
EmのコードはルートがE、3rdがG、5thがBの三音からできています。左手はルートのEの音を弾き、右手はE-G-Bと弾きましょう。
VIIm(b5)のコードF#m(b5)(エフシャープマイナーフラットファイブ)
F#m(b5)のコードはルートがF#、3rdがA、5thがCの三音からできています。左手はルートのF#の音を弾き、右手はF#-A-Cと弾きましょう。
Gメジャースケールのダイアトニック・コード(三和音、基本形)をマスターしよう!
上の鍵盤図を確認しながら、Gメジャースケールのコードを弾いてみましょう。
- ジー、エーマイナー、ビーマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
- もしできるなら、左手で1オクターブ下でルートの音を弾きましょう(つまり、右手でGのコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のGの音を弾きます)。
- F#に注意!
動画で確認したい方はこちらをどうぞ!
ではやってみてくださ〜い!
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