今日はBメジャーのダイアトニック・コードを確認します。Bメジャースケールはシャープが5個になります。
私は個人的にはこの調が出て来たら、ちょっと「うっ。。。」という感じです。できれば避けて通りたい感じの調(笑)。
でも避けては通れません。一応、確認だけはしておきましょう!最後に動画でも解説しています。
スポンサーリンク
Bメジャースケールの弾き方
では、スケールから見てみましょう。
赤(=I)はBです。
新しく増えたシャープはなんですか?この調ではBをドと考えますね。そして、シャープはシに増えて行きますから、A#がBメジャーではシになります。
ではBメジャーのスケールを実際に鍵盤で弾いてみましょう。指使いは、右手で弾く場合はC、G、D、A、Eのスケールを弾く時と同じです。
スポンサーリンク
Bメジャースケールののダイアトニック・コード(三和音)
では、Bメジャーのダイアトニック・コードを確認しましょう。
IのコードB(ビー)
トニックです。ルートがB、3rdがD#、5thがF#の三音からできています。左手はルートのBの音を弾き、右手はB-D#-F#と弾きましょう。
IImのコードC#m(シーシャープマイナー)
サブドミナントの役割をするC#mです。ルートがC#、3rdがE、5thがG#の三音からできています。左手はルートのC#の音を弾き、右手はC#-E-G#と弾きましょう。
IIImのコードD#m(ディーシャープマイナー)
ルートがD#、3rdがF#、5thがA#の三音からできています。左手はルートのD#の音を弾き、右手はD#-F#-A#と弾きましょう。このコードはEbmと同じ鍵盤を弾いていますね。
IVのコードE(イー)
サブドミナントです。ルートがE、3rdがG#、5thがBです。左手はルートのEの音を弾き、右手はE-G#-Bを弾きましょう。
VのコードF#(エフシャープ)
ドミナントです!ルートがF#、3rdがA#、5thがC#です。左手はルートのF#の音を弾き、右手はF#-A#-C#を弾きましょう。このコードはGbと同じ鍵盤を弾いていますね。
VImのコードG#m(ジーシャープマイナー)
トニック的なコードG#mです。ルートがG#、3rdがB、5thがD#です。左手はルートのG#の音を弾き、右手はG#-B-D#を弾きましょう。
VIIm(b5) のコードA#m(b5)(エーシャープマイナーフラットファイブ)
ルートがA#、3rdがC#、5thがEです。左手はルートのA#の音を弾き、右手はA#-C#-Eを弾きましょう。
Bメジャースケールのダイアトニックコードをマスターしよう!
上の鍵盤図を見ながら、Bメジャースケールのダイアトニック・コードを弾いてみましょう。
- ビー、シーシャープマイナー、ディーシャープマイナーという具合に、コードネームをブツブツ言いながら、順番にコードを弾いて下さい。
- 左手で1オクターブ下でルートの音を弾いて下さい(つまり、右手でBのコードを弾きながら、左手で1オクターブ下のB音を弾きます)。
- 1, 2, 4または1, 2, 3の指を使って弾くのを推奨します。
「D#m」このコードがいきなり出て来たら、ちょっと躊躇してしまいそう。私にとっては苦手なコードです。
みなさんにとって、苦手なコードは何ですか?「苦手」とは、コードネームを見てもパッと手が行かないという意味ですが。
それを意識するだけでも、ずいぶん助けになると思いますよ。
では、動画もご覧ください。
スポンサーリンク